一般社団法人日本建築学会東海支部

支部長挨拶

 日本建築学会は、会員相互の協力によって、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかることを目的としています。1886年(明治19年)に創立され、現在では会員数3万5千名余、本部及び国内9支部の規模で活動しています。このうち東海支部は、1931年(昭和6年)の創立以来100年近い歴史があり、正会員個人約2,200名、法人約60社、準会員約200名となっています。また静岡、三重、岐阜の各県には支所が設置されています。
 東海支部の活動は、支部役員会、各分野の研究委員会(材料施工、構造、環境工学、設計計画、都市計画、歴史意匠、男女共同参画推進)および3支所と会員の連携で運営しています。支部全体として、総会(5月)、支部研究集会(2月)、地域の建築八団体との連携、市民向けを含む行事企画、表彰などを行っています。特に若手を対象とした表彰として東海賞(論文・作品)、支部研究集会における学生学術優秀講演賞があります。また、研究委員会・支所では、各分野・各地域の研究や建築活動に関する情報交換と議論、講演会や見学会等の開催、地域社会と連携した活動などを進めています。
 東海地域は全国有数の大都市圏、また産業集中地域であり、一方で特色ある自然や長い歴史に根差した多様な文化に恵まれています。このような中で、建築分野からは、地域特性を踏まえた建築活動の活性化、次世代を担う若手の育成や男女共同参画、そして南海トラフ地震等の大災害に対する強靭化などが課題と考えています。多様な組織・分野で活躍される建築関係者や一般市民と連携して、建築・都市・社会の持続的な質の向上と発展にむけて、引き続き活動してまいります。よろしくお願いいたします。

東海支部長 名古屋大学 飛田 潤

歴代支部長

  • 2023、2024年度 武藤厚
  • 2021、2022年度 河辺伸二
  • 2019、2020年度 勅使川原正臣
  • 2017、2018年度 鈴木賢一
  • 2015、2016年度 市之瀬敏勝
  • 2013、2014年度 大森博司
  • 2011、2012年度 立川剛 以下略
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